楽しそうな君がいい
少し前にこの記事を読んでから漠然と考えていることがあります。
「美醜」の基準ってどこにあるのだろうか。
記事の中にある文章なのですが、
「みんな魅力的だし、かっこよくて、かわいくて、一人一人が違う輝きを放っているから。」
人々は1人1人違う輝きをもっているはずなのに現実では容姿で判断される場面が沢山あります。
異性が沢山いる場などに行くと聞かれることがあると思います
「この中で誰が1番かっこいいと思う?」「この中で誰が1番の美人?」など
人の容姿のみをみて判断するような質問。
私はこの質問をされてしまうとどう答えてよいか迷ってしまいます。
前回の記事で「好きに正解がある雰囲気が苦手」と書いたのですが、
この質問も正解が決められているような気がしてとても苦手です。
多分、「あの人かっこいいよね~」「付き合うならあの人がいい」みたいな会話で盛り上がりたいのだと思いますが、
恋愛にさして興味のない私は「かっこいい=好き」が結びつかないですし、ほぼ初対面のような人間だと「付き合ってみたい」と思うことは皆無です。
それに、あまり容姿の良し悪しの違いがわからないのです。
好きだなと思う系統の顔だちはあります。
かといって、それ以外の容姿の人が劣っていると思うのかというとそういうわけではありません。
私の中では、それぞれ素敵な部分があるなと思うだけで特段に1人だけだれかが優れて見えるということがないのです。
じゃあ、アイドルはどう見えてるの…
少し話が変わりますが、
私とてもアイドルが大好きでいろんなグループを応援しています。
容姿に興味がないわりにアイドルが好きということはやっぱり「イケメンが好きなんだ。」と思われそうですが、
私はこの、「アイドルを応援している=かっこいい人が好き」という考えもなくなればいいと思っています。
容姿の良さももちろんアイドルの魅力の1つだと思います。
でも、それ以上に楽しそうにしている姿を見ることが好きです。
あの記事をみた後、私の応援している押しの魅力はどこだろうと考えました、
1番に出てくるのが「全力で楽しんでいるところ」でした。
人に見られる仕事であり、私たちには想像できないぐらい大変なこともあると思うけれど、それでも楽しそうにお仕事に取り組んでいる姿を見れるととても嬉しい気持ちになります。
何人かの推しに別々のタイミングではまっていっているのですが、
今思えば共通して「この人、楽しそうにアイドルしているな」と思える瞬間にこの人のことをもっと知りたい、応援したいという気持ちが湧いてきました。
最初に紹介した記事では最後はこのような言葉で締めくくられていました、
「そしていつか、アイドルの扱われ方が変わることが、アイドルだけでなくルッキズムそのものを無くす一歩になることを祈っています。」
この1文にものすごい共感を覚えましたし、
近い未来、容姿にとらわれなくていい世界が来ることを私は願います。